2009年10月21日

大手企業の倒産と中小企業経営者の自殺

◆大手企業の倒産と中小企業経営者の自殺

JR宝塚線(福知山線)の事故による106人の犠牲者の記事に対して
新聞の「天声人語」欄でとりあげていた……運転者も犠牲者と数えるならば
犠牲者は……107人……とするべきなのか?とあった。

そして、「事故でパートナーを亡くした女性が、1年半後に自殺した。」
ことに触れて……108人目の犠牲者だという考え方も納得できる。


さて……一向に上向きにならない日本経済の中で頑張る中小企業は
リーマンショックでバタバタと大手企業が倒産し、
大手企業を見ると…ようやく経済危機が沈静化したかのような感もあるが

あにはからんや……
中小零細企業にとっては……今が「倒産分岐点」のまっただ中です。

太平洋のはるか遠くの地震によって生まれた大きな波が
ずいぶん時間がたってから日本に津波となって被害をもたらすように
リーマンショックによる大手企業の倒産が……中小零細企業の倒産に繋がり
その中のひとりの経営者が……誰にも相談するすべもなく……
先日、自殺したということを聴かされました。


どこかで会う機会がなかったのかと思うと…痛ましくてなりません。
苦しんでいる本人と会えない限りは……私の思いは…届かない。


売上が10分の1になってしまった友人の会社が倒産し
倒産したその会社の7000万円の借入金の連帯保証人になっていたとはいえ…死ななくてもすんだはず。

なんで…、死んでしまうなんて……。



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posted by 寛良 at 12:53| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ■『保証債務』の事例を考える | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月19日

◆突然現れた……祖父が遺した保証債務で不動産を売却か……

◆突然現れた……祖父が遺した保証債務で不動産を売却か……

神奈川県郊外で建築業を創業した先代社長は
官庁の仕事を中心に受注して順調に業績を伸ばしてきた。
 
ところが、
先代の社長が急死してから3年後……
この家族の生活が大きく変わってきた。

祖父が現役であった頃、
官庁の仕事も順調であるし、サラリーマンだった長男は退職して家業を継いだ

長男には妻と三人の子供がいた。
コンピュータ会社にいた長男が建設業の仕事をいきなり引き継ぐには
少し時間が必要であったが、
それでも率先して現場に立ち社業をこなせるようになっていた。

長男を後継社長にし……引き継ぎが終わって半年後のあるとき
長男は現場で倒れ込んでしまい
救急車にて救急救命センターに搬送されたが
それから5ヶ月後に肝臓癌でなくなってしまった。

跡継ぎが育ってきたと喜んでいた祖父も祖母も、そして妻も……
長男の急死とい現実を前にしてその落胆ぶりは痛々しいばかりのものであった。

問題はそれだけではなかった。

祖父が亡くなったときの相続申請が終わり……すぐに長男の相続問題。

混乱の中……何とか相続申告を済ませることができた。


ところが……
祖父の親友だった社長の会社が倒産し
その会社が金融機関から借りていた借入金の……「連帯保証人」に
祖父がなっていたことが発覚した。


7000万円の根抵当権の保証書に署名していたらしい。

相続申請を済ませてしまった後に突然降ってきたマイナスの資産『保証債務』だ。

7000万円などというお金は……家を売っても捻出できない。

どうにか黒字になっている会社の株式に対して課税されている始末だから

現金があるわけでもないし、
自社株を第三者に売却して換価するという話でもない。

経営者は
第三者に対する連帯保証になっていることを
家族にしっかり明示しておきましょう。




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posted by 寛良 at 23:52| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ■『保証債務』の事例を考える | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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