◆離婚した夫の会社が倒産。3000万円の保証債務を請求されている
千葉市在住の女性、来年で60歳になるという。
10年前に離婚したあとは
結婚前からもっていた薬剤師の資格を活かして就職。
離婚時に住宅ローンの負担付の自宅を夫から財産分与により受贈され
2年前にはその住宅ローンも完済でき・・・・
老後の年金生活を始める準備も・・・少しずつメドがついてきたことで・・・・
安堵をした矢先の出来事でした。
娘からは、
前夫の経営する会社も、ご多分に漏れず
昨秋のリーマンショックで資金繰りが大変らしく
かなり苦境に立たされていると云うことを聞いていました。
上場会社の下請け会社となって20年以上の実績もあったし
経営危機に陥るなんてよもやのことと思っていましたが
娘から会社の話を聞いてから3週間後に・・・・「お父さんの会社、倒産しちゃったんだって・・・・」
悲しそうな声の娘からの電話に「お父さんは大丈夫よ!きっと立ち上がるから・・・・」
と、娘の電話に応えている自分が、うろたえることになるのにはそれから2週間後のことだった。
2週間後のある日・・・・書留郵便が届いたのです。
それは、リース会社からの郵便物はでした。
・債務者・・・・前夫の会社
・連帯保証人・・・・前夫個人、自分
・標題名・・・・「期限の利益が喪失した」
・債務額・・・・3100万円
なんで・・・・今頃に・・・・
記憶にも残っていない・・・・リース会社の連帯保証人なんて
3100万円なんていう大金は・・・・私にはない。
老後のために前夫から引き継いだ自宅の住宅ローンを完済したけど
3100万円の価値は、今はない。
それって何よ・・・・。
何で今頃になってそんな連帯保証人の責任が・・・・。
悔やんでみても・・・・悔やみきれない。
友人の紹介でリスクカウンセラーに相談してみた。
連帯保証人の責任を改めて知らされたが・・・・どうにもならない。
でも・・・・
債権者が、今後どのようにして取り立てにやってくるのかが少しずつ見えてきた。
3時間ほど、いろいろ事例を聞かせていただき・・・・
ざわざわしていた胸のざわつきは軽くなった。
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posted by 寛良 at 00:33| 東京 ☀|
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■『保証債務』の事例を考える
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