2009年10月12日

■会社経営は自動車の運転のようなもの

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会社経営は自動車の運転のようなもの
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経営危機から家族を守る/失敗から学ぶ・中小企業の倒産分岐点


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書籍の内容の一部をご紹介させていただきます。

◆会社経営は自動車の運転のようなもの

交通事故の悲惨なニュースが耳にはいるたびに、ああ〜またかとある言葉が頭に浮かびます。ずいぶん前に聞いたことですが、自動車の設計技師が話していた言葉が印象に残っています。『自転車でも、自動車で・も、電車でも、車を走らせることは簡単なことなのです。しかし、


(中略)

◆ブレーキがなければ走れない自動車

大きな物体(乗り物を想像して…)が快適に走行できるように車輪を取り付けるとします。「エンジン」も「ブレーキ」も取り付けないまま運転席に乗ったと仮定します。当然そのままでいては動きません。何人かの人がその乗り物を後ろから押してみると……少しずつ動き出します。下り坂にさしかかると、押していた人々が手を離しても一気に加速してスピードが上がります。運転席にいる者にはどうすることも出来ません。一気に恐怖心でパニックになることでしょう。「ハンドルは付いていなくても、せめてブレーキさえ付いていれば・・」と、


(中略)

しかし、自動車に安心して乗れるために不可欠な《安全性》を支えてくれる制動装置に対して、消費者の関心の目が向かないのは大いに気がかりなことだといえないでしょうか。つまり、会社経営に大切なことは、スピードでも、社員のパワーでも、建物の大きさでも美しさでもありません。目の前にどんな危険な障害が発生しても、しっかりとした制動装置としてのブレーキコントロールと八ンドル操作ができなければ、取り返しの付かない

(後略)


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2009年10月10日

【会社にも寿命がある】◆生まれた時からはじめる死の準備

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┗■【会社にも寿命がある】◆生まれた時からはじめる死の準備

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経営危機から家族を守る/失敗から学ぶ・中小企業の倒産分岐点


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書籍の内容の一部をご紹介させていただきます。

◆生まれた時からはじめる死の準備

 人はこの世に生を受けた時から、死の世界に向かっているといわれています。会社という組織もそれと同じように、その時代のなかにおいて株主や代表者が想いを託し、その時代の社会環境に期待されるよう事業を持続し成長させていくという使命の基に経営されています。会社は生き物にもたとえられます。生物に寿命があるように、会社にも寿命があるというのです。会社寿命30年説といわれていますが、

(中略)

10年前に比べ業態をダウンサイジングしたリアップサイジングしたりしながら、その時代の環境に敏感に反応しています。また、企業としての収益力を適正に維持し、長い年月小石を積むようにして社会的な信用を築き上げてもいます。それには、経営者の心も身体も健康であるということが大切です。つまり、経営者としての精神力を維持し続けられるかどうかが会社の寿命を決めるのではないでしょうか。


(中略)


世代をまたがって経営していかなければならないのです。起業したら、ライフプラン同様にしっかりした「経営プラン」を作り、いつになったら止めるのか、いつになったら引き継ぐのかを決めた上で経営に当たる方が間違いがありません。「至るところを知り、これに至る」「終わるを知りてこれを終わる」という言葉があるように


(後略)



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2009年10月03日

■倒産した経営者となるのか、倒産させた経営者となるのか

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倒産した経営者となるのか、倒産させた経営者となるのか

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経営危機から家族を守る/失敗から学ぶ・中小企業の倒産分岐点


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書籍の内容の一部をご紹介させていただきます。



これまでに倒産経験のある多くの経営者に会ってきましたが、大別すると「倒産した経営者」と「倒産させた経営者」とがいます。「倒産した経営者」とは、おおむね経営に対する危機意識が低く、ギリギリになってようやく自分の置かれている状態に気付くというような経営者です。
 一見、粘り強く最後の最後まで諦めずに可能性を求めて頑張っているように見えるのですが、自分自身と自分の会社に対する見方が甘いということです。自分を中心にしたものの見方でしか判断していないため、経営環境の変化や第三者からどのように見えているのかを考えていません。
 過去の栄光を捨てきれず、±壇場に立たされていても最後の決断が出来ない経営者は、家族や取引関係者に多くの迷惑をかける結果となってしまいます。「倒産させる経営者」は、自分の知識や経験だけでは判断できない問題があると第三者からの意見に耳を傾け、会社をとりまく経営環境の変化を速やかに読み取り、厳しい自己判断のもとにあらゆるシミュレーションを実践しています。
 とくに、ヒト、モノ、カネなど経営実態の予測判断(縦軸)と変化をとらえるタイムテーブル(横軸)を自在にコントロールできる能力を大切にしている経営者ともいえるのです。


(中略)

■大切なのは内観力と客観力

 経営に行き詰まったときに大切なのは、経営者自身と会社に対する「内観力」.と「客観力」なのです。
 いや、常日頃から経営者が身に付けていなければならないものだといえましょう。ギリギリまで頑張って、挙げ句の果ては家族や友人までをも連帯保証人に引きずり込んで倒産するような経営者は、このいずれもが乏しかった結果ではないでしょうか。自分自身の心の動きや状態を自分で観察し、真理や自己の真実の姿を知るのが「内観力」です。
 それは、自省、内省とも言い換えられるものです。「内観力」を持たない経営者は、…………


(中略)

■小川に浮かぶ笹舟のことく……

 自分が経営する会社を客観的に冷静な目で見るということは言葉で言うほど簡単なことではないのです。イメージしてみてください。山間の田園地帯の畑中をサラサラと流れる小川の上流から、小さな「笹舟」が流れてきました。川の流れはどこも一定の流れではありません。
 時には早く時にはゆったりと流れの速さも違います。枯れ枝や落ち葉がつくった小さな堰によって止められて進めなかったり、ときには、…………



(後略)



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2009年09月28日

■いつ、倒産危機であることに気づくのか

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いつ、倒産危機であることに気づくのか】
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経営危機から家族を守る/失敗から学ぶ・中小企業の倒産分岐点


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書籍の内容の一部をご紹介させていただきます。

事業主とリスク・カウンセラーとの出会いのタイミングによって、その後の企業の姿も家族の問題も大きく変わってくることは再三にわたり記述させていただきました。
好況に有頂天になっている事業主が経営危機の兆しがあることに気づいていないまま経営し続けている時にこそ、リスク・カウンセラーとの出会いがほしいのに、残念ながらその出会いのタイミングはほぼ0%に近いものです。
経営者の経営における危機感は、売上げの急減、取引先の倒産、回収率低下、不良品の発生、社員の士気の低下などの問題が発生してからようやく"経営不安"を感じ始めるようになります。


(中略)

ところが、そんな時には経営者を奈落の底に落とすことになるかも知れないような気付きにくい大きな落とし穴があります。早く走っていると足下に起きている細かいことを見過こしがちになります。実はそのことが経営者にとって一番恐ろしいことなのです。

その細かいことの中には、数年先に倒産の原因となる兆しが潜んでいたりすることがあるので、一番注意が必要なときです。
ぐんぐん成長しているときだから、我々のこのパワーがあれば小さな問題点はキャタピラーで踏み潰すかのように押しつぶしてしまうであろうと信じ、勢い"という自信が過信となってしまうと、何の対策も立てないまま問題解決のチャンスを見過ごしてしまうことになります。

(中略)

Aのステップでは、「過去の売上実績に引き戻すための戦略を立て直そう」と考えます。でも、「うちの会社はまだまだ大丈夫…」と、思いながら、社員を叱咤激励して売上回復を命令するのです。
人間には、過去の栄光のイメージを描き続け、それを忘れたがらない癖があるので、少々の忠告ではそれに耳を貸したがらないどころか、失礼な言葉だとばかり一蹴して無視をしたくなります。


Bのステップでは、「業績は下がってきたが、他社に比べればまだましだ」と、業績が下がったのは社会全体の傾向だから"うちの会社はまだましな方だ"と、社会や業界全体の問題に転化することで経営者の意識がさほど問題なしという判断を下し、危機状態にありながらも経営危機と受け止めようとしない場合が、数ヶ月後に破産状態になることも多く見られます。

(中略)

「Cのステップになって、ようやく「もしかしたら何か手を打っておかなくてはいけないかも」と気付いても、すでにその時には、@〜Aの時点で何も手を打っていなかったことがアダとなって、売上げが急激に下がりはじめると、不思議にマイナスの方向に向かっていく勢いは衰えず、そう簡単には止まりません。
すでに赤字経営が続き現金収支"さえもマイナスの状態では、金融機関からのまともな融資も得られない状況になってきて、連帯保証人や追加担保の要求をされるようになっています。


(中略)

経営が大変な状態をひたすら隠そうと気丈に振る舞いつつ行動しているうちに、経営者の脳裏には「かすめる不安」を打ち消そうとする逃避行動のシグナルが錯綜し、次第に精神状態に変化が顕れ、心身の健康状態にも異常が出始めてきます。
Dのステップに至った経営者の頭の中には、仕事を下さるお客様の顔よりも、資金繰りのための銀行やサラ金などの金融機関の関係者の顔が目の前に立ちふさがり、大切な受注をとるための営業活動がおろそかになってきます。

(後略)



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2009年09月15日

■会計事務所との上手な付き合い方

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┗■会計事務所との上手な付き合い方
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経営危機から家族を守る/失敗から学ぶ・中小企業の倒産分岐点


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書籍の内容の一部をご紹介させていただきます。

◆ゆりかごから墓場まで

中小企業経営者にとって会計事務所は、主治医のように必要不可欠な存在です。税理士の先生とは会社の設立の時からお付き合いが始まり、毎月々には試算表を作成してもらい、毎年決算申告書の作成をお願いしているのですから、「ゆりかごから墓場まで……」の言葉のように、会社の経営を始めてから終わるまでの間、経営者に寄り添う存在になる人なのです。

会社の生涯を託すことができる会計事務所、経営者から託された期待に応える気概をもっている会計事務所であるかどうかは、会社の経営にも大きな影響をもってきます。


(中略)

◆相互の信頼関係はコミュニケーションから

経営者と会計事務所との信頼関係を継続的に維持できるようにするためには、相互のコミュニケーションが何よりも重要になってきます。

経営者は経営上発生した問題、疑問、そして異常なできごとなどは会計事務所にタイムリーに報告するようにしたいものです。
また、定期連絡事項を取り決めておいたり、経営者は会計事務所に行ってこまめに相談するようにしておくことも大切なことです。
会計事務所では、経営者が知らない多くの情報が集まってきていますから、経営者は税理士との打ち合わせを担当者まかせにせずに、

(中略)

一番身近で会社をみている会計事務所にとってそんな経営者の経営する会社と安心して付き合うことは出来ません。

(中略)

「未必の故意」とは…
犯罪を積極的に起こそうとしているのではないが一
自分の行為から犯罪となる…
発生しうることを認識しており…
そうなってもやむを得ないと認めて…
その行為をする心理状態のこと。

◆打ち出の小槌を振らない会計事務所

経営危機の相談でスクリーニングをする際、お預かりした決算書や試算表から"清算B/S"を作成するのですが、ほぼ100%が粉飾決算をしているのには驚きです。
また、よくぞこんなに借入れしたと思うほど多額の借入金が計上されていたりするのですが、


(後略)






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