今日は、川口市の合同会計事務所の31回牧友会に参加してきました。
来賓の特別講演は、スキーヤーであり登山家の「三浦雄一郎氏」であった。
70歳でエベレスト(8842m)に登頂成功をしたのだが、あいにく天気が悪く雲の中となり世界一宇宙に近い山頂からの景観を望むことができなかったという。
健康上のトラブルを克服しながら、75歳に、二度目のエベレスト登山にも成功し、第1回目で果たせなかった360度の眺望を楽しむことができた。
そして80歳になる来年も再び、3回目のエベレスト登山に挑戦する準備をしていると言うことでした。
偉業を果たした登山家の話は理屈なしに引き込まれるモノがあります。しかし、登山家の話を聴くと義弟の姿と重なるモノがあり、感慨無量だ。
昭和56年(1981)5月9日に世界第3の高峰カンチェンジェンガ(8586m)山田昇氏、片岡邦夫氏・鈴木茂氏・シェルパー1人(隊長:山森欣一)で登頂。同年9月、ナンダカート(6611m)で7人が遭難した中に義弟がいた。
一行は…日本ヒマラヤ協会の登山隊でピンダリ氷河上の6000m付近に設営した第3キャンプで宿営し、定例のベースキャンプとのレポート交換を終え…「お寝すみなさい…。また明日…」の最後の交信をした後…突然…雪崩に遭遇し、第3キャンプにいた7名全員が…瞬時のうちに雪崩に巻き込まれ遭難死するという悲惨な雪山事故が発生した。
常日頃、妻と別れることがあっても義弟とは生涯つきあっていきたいと思っていただけに、ヒマラヤの氷河に埋まったまま姿を見ていないこともあり、登山家の講演があると、一言一言が琴線に響き、義弟の無念さがこみ上げるように涙が止まらない。
三浦雄一郎さんが80歳にして挑むヒマラヤ登山の3回目の登山の成功を心から祈ります。
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