2014年12月01日

お金と上手につきあうには?2

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お金と上手につきあうには?2
ファイナンシャルプランナー 山 口 晶 子
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 今回も引き続き「どうすれば上手にお金と付き合っていけるのか」についてお話をしてみます。

【お金の価値】

 今年後半、テレビのニュース番組を視聴すれば円安や消費税の再増税時期が随分と話題になっていましたが、これらは物価の上昇につながるため私達にとっても大きな関心事ですね。我々消費者の立場としては歓迎せざる物価の上昇ですが、現在の政府および日銀は政策としてインフレ目標を掲げていますので今後もインフレ傾向は継続していく可能性が高いでしょう。

 それでは日銀が目標とする物価上昇率2%とは、私達の生活にどの程度の影響を及ぼすのでしょうか?簡単に言えば、物価が毎年2%ずつ高くなっていくことを目指すということであり、その分お金の価値が減少するということです。実際にインフレ目標2%が達成されていくと、具体的な数字では例えば現在の価格で1万円の物が10年後には約12,200円程度、20年後であれば約14,900円程度になると予測されます。これは「お金の価値」という視点なら、20年後には実質的価値が現在のおおよそ三分の二に減ってしまう計算なのです。

 お金の価値は将来に亘り同じ価値ではなく時間の経過に伴い増減するものです。お子様の教育費やご自身の退職後の生活費として貯蓄をなさっている方にとっては、深刻に受け止めるべき数字ではないでしょうか?

【お金を上手に使いこなす】

 現代社会においてお金は生活を成り立たせる為に必要不可欠な手段といえます。大変に重要な存在なのですが、見方を変えれば必要とする物やサービスを得る為の「引換券」に過ぎないのではないでしょうか。引換券なら使用してこそ真価を発揮するはずですね。つまりお金自体は目的ではなく手段であり「いつ何に使うか?」という使用目的や時期に着目することが上手に管理をする上で大切なのです。

 ところで、もし「もっとお金を増やしたい!」と考えたときに、皆さんなら「収入を増やす・支出を減らす・運用する」の中から何れを選択しますか?男性は収入を増やそうと発想しがち、女性は工夫して節約し支出を減らそうとするなどと言われたりもしますが、現在のご時世において「収入を増やす」という選択肢は、かなりの努力が必要になりそうで容易ではないでしょう。

 それでは「運用する」はどうでしょうか。現在、政府は景気回復と消費税増税という両立が困難な課題を抱えていますが、その結果として当面は低金利政策を維持していく状況になりそうです。昔も今もお金は銀行や郵便局に預貯金として預けておくことが最も安全であるとの価値観が一般的かも知れません。しかし低金利で利息がインフレに遠く及ばないのなら実質的価値は目減りする一方であり、預貯金が安全という認識は既に昔の話とも言えるのでしょう。

 そこで前回も記述しましたが、いつ使うのか?という使用時期に応じて時間と金利を味方に付け、中期・長期の資金を効率的に運用する方法が有利でお勧めです。長期間の運用であれば時間を味方に出来ますし、また高い金利の外国通貨を活用する選択肢も有効になります。為替変動のリスクに不安があっても高い金利で長期間運用することは、メリットを大きくし、デメリットを小さくする効果があるのです。

【お金に好かれる生活習慣】

 最後に「支出を減らす」について、すぐに実行可能な方法をご紹介してみます。
 昔から無駄な支出を減らすために家計簿をつけるという手段がありますが、時間や手間が掛かるので向き不向きがあるかも知れませんね。それならば家計の中の「使途不明金を無くす」という方法はどうでしょう?大きなお札を崩したら、お金がいつの間にか無くなってしまうのでは困りものです。前回の”Need or Want”の話と合わせて、必要なのか?欲しいだけなのか?を考えてお金を使い、何に使ったのかを必ず把握する様に心掛けるのです。生活習慣としてお金の使途を把握することを意識すれば、自ずと無駄な出費をしなくなっていくという発想です。

 私はお金を上手に使いこなすことは人生を豊かにすると思っています。皆さまの人生が豊かであるよう、お役に立てれば幸いです。

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【山口 晶子さん・プロフィール】

山口先生2.jpg

 横浜市在住。ファイナンシャル・プランナー(AFP)株式会社RKコンサルティング 所属。 
日本FP協会会員。神奈川県ファイナンシャルプランナーズ協同組合正会員
ライフプラン、保険、年金相談の他、セミナーでの講師も務める。

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2014年10月01日

お金と上手につきあうには?

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お金と上手につきあうには?
ファイナンシャルプランナー 山 口 晶 子
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 ご相談時に「将来に不安がある」「なかなかお金が貯まらない」等の声をよくお聞きします。それでは上手にお金と付き合っていくには、どうすれば良いのでしょうか?今回は初歩的でも、すぐに実行できるお話を致します。 

【必要なもの?欲しいもの?】

 金銭教育が進んでいるアメリカでは、小学生の子供でも知っているお金との付き合い方に
”Need or Want”という言葉があります。

 これは物を買う時は「必要なもの」なのか?「欲しいだけ」なのか?を良く考えてからにしましょう、という意味で無駄な支出を抑える効果があります。

 しかし日本の社会では金銭教育を受ける機会が乏しく、子供への金銭教育についても必要性が認識されているとは言えません。逆に子供がお金のことを口にすれば、はしたないと怒られてしまいそうですね。勿論、幼少期からの金銭教育の是非については賛否があるかも知れませんが、少なくとも教育が為されぬままに成長し大人になって、お金との付き合い方が身に付いていないのなら人生の大きな損失と言えるでしょう。

【3つのお財布に分けましょう】

 私が日々のご相談を通して感じていることの1つは、多くの人が数年先までのお金の収支は明確であるのに、その後の将来に必要となる金額については具体的に把握していない傾向にあるということです。
例えば、子供の教育費や退職後の生活費など、どのくらいの資金が必要なのか分からないまま取りあえず貯めているという方が少なくないのですが、それでは不安も残るでしょうし効率的ではないですね。

 そこで用途に応じて必要となる金額を算出した上で、お金を「短期、中期、長期」と使う時期に分けて貯めていく方法が有利でお勧めです。

 「短期」のお金とは目先の生活費のことです。生活費ですから現金ですぐ引き出せる銀行などを利用します。不意の出費に備えどれくらい余裕があれば良いかについては、目安は3〜6ヶ月くらいの生活費とされています。それ以上の資金がある場合は、銀行で寝かせているだけではもったいないですから、中期、長期の資金として少しでもお金に働いてもらうことを考えていきます。

 「中期」のお金は子供の教育資金や住宅取得資金、住宅修繕費等々、現在から10〜15年ほど先に使途が決まっているまとまった資金のことです。お子様の成長は待ってくれませんから、特に私立校や大学へ進学するなら教育費は早めに備えておきたいものです。

 「長期」は15〜20年以上先の資金のことですので、退職後の快適な生活の為の資金になるでしょう。将来に渡り受給できる年金は目減りする方向であることや税金等の負担増も踏まえ、快適な生活の費用と年金との差額を埋める為の資金が必要な時代なのです。

 お財布は3つに分けて考えることで資金を効率的に運用できます。現在だけでなく将来の収支も把握し、問題があれば早目に対策を講じることが大切です。

【お金にも働いてもらいましょう】

 お金に仕事をさせて殖やすには「金利」と「時間」が味方になります。当然、金利は高い方が有利ですし、時間は長く取るほど有利です。現下の低金利にはあまり期待できませんが、長期間の運用ならば時間は味方になってくれますので若いうちから始めればとても有利です。
 又、ある程度の運用期間が可能であれば、金利の高い外国通貨を活用することもお勧め出来ます。為替変動のリスクは期間が長いほど運用の利益に吸収されますので、銀行の預金より遥かに有利な金利を選択する価値は高いでしょう。

 そもそもお金は生活を向上させる為の手段でしかありません。しかし私はお金の使い方には、その人の個性が表れると思っています。本来、収入が多いほどお財布も潤っていそうなものですが、実際には必ずしもそうではない様です。また無駄な支出を減らし地道に貯蓄をしている人もいますし、ただ散財してしまう方もいます。もし管理がずさんでお金が不足をすれば深刻な事態にもなりかねませんし、お金に振り回される人生は幸福とは言えません。

 今回は上手にお金と付き合う方法をいくつかご紹介しましたが、参考になる事項があれば無理をせず出来る範囲で試してみてはいかがでしょうか?

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【山口 晶子さん・プロフィール】

山口先生2.jpg

 横浜市在住。ファイナンシャル・プランナー(AFP)株式会社RKコンサルティング 所属。 
日本FP協会会員。神奈川県ファイナンシャルプランナーズ協同組合正会員
ライフプラン、保険、年金相談の他、セミナーでの講師も務める。

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2014年08月01日

ガン保険なのに、ガンで保険金がもらえない

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ガン保険なのに、ガンで保険金がもらえない
ファイナンシャルプランナー 山 口 晶 子
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 がん保険に入っていてももらえないことがある。最近そんな話題を聞くことがあります。
それは本当なのでしょうか?

 先頃「お客様のがんは対象外です」との文言が目に留まり、「被害者続出、いったいどういうことだ!「がん保険」がんになってもカネは出ない」という週刊現代の記事を拝読する機会がありました。もしかしたら既に目にした方もいらっしゃるかも知れませんね。

 これは週刊誌の記事ですので真偽の程はさて置き、その内容はかなり大袈裟に保険会社側を悪者に見立てているという印象を受けました。
 しかし出版社が真実を世に知らしめる慈善事業ではなく商売であるのと同様に、保険会社も利益を生む為に営業をしていることは当然の前提として認識すべきでしょう。

 その意味において我々消費者側は賢く保険を活用する知恵を持って、ご自身の人生に役立つ保険を選択し加入することが大切なのです。

【古い保険を見直す必要性】

 さて当該記事中の男性は20年以上前に「がん保険」に加入したものの、発見されたがんが保障の対象外だった為に保険金を受け取れなかったそうです。

 分かり切ったことですが医療保険は加入期間が長期に渡る程に、加入当時の治療方法に対応した古い保障内容となってしまいます。
 医療系の保険はほとんどが掛捨てですので日進月歩で進化する医療現場の実情に応じて切り替えていく方が有利なのです。

 例えば現在のがん保険は、古いがん保険と比較すると「もらえる幅が広い」ことが特徴です。
 また健康診断や人間ドッグ等で使用する検査機器も最新技術を用いているので、がんは初期段階で見つかりやすい傾向にあります。

 昔の治療と現在の治療方法は異なる可能性も高く、特に長期間同じ保険に加入している方は注意が必要です。
 何年もの間ずっと掛けてきた保険を使わぬままに切り替えてしまうのは「なんだか損をするようで抵抗がある」と仰る方もいるのですが、現実問題としてご加入の保険の実用性が薄れているのに月々の保険料を支払っている方が私にはお金を無駄にしているように思えます。

 年齢が上がったので保険料が高くなるのではないか?と二の足を踏む方もいらっしゃるかも知れませんが、今日では規制緩和の流れの中で各保険会社は保障内容や保険料を競い合い、新しい保険を開発、発表しています。少なくとも費用対効果において損をする心配は無いと言えます。

【保険は受け取る時の事を考えて】

 そもそも保険は月々の保険料を支払い、一定の条件を満たした時に保険金を受け取るという契約事です。それならば「いつどのような場合に、どれだけお金を受け取れるのか」が大事であり、保険料はその為の手段ではないでしょうか?

 つまり保険は先ず受け取る際の条件を把握し、その条件が「ご自身の価値観や人生設計、また健康状態などに合っているのか」といった視点を持つことがとても重要なのです。保険に加入する目的は受け取り時に役割りを果たせてこそ意味があるはずです。

 保険はとても優れた金融商品であり、有効に活用出来れば人生の強い味方にすることも出来ます。もし加入してから長期間経過した医療保険があるなら、今一度ご契約の内容を確認し、見直しのご検討をなさってはいかがでしょうか?


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【山口 晶子さん・プロフィール】

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 横浜市在住。ファイナンシャル・プランナー(AFP)株式会社RKコンサルティング 所属。 
日本FP協会会員。神奈川県ファイナンシャルプランナーズ協同組合正会員
ライフプラン、保険、年金相談の他、セミナーでの講師も務める。

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2014年06月01日

退職後の快適な生活を目指して

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退職後の快適な生活を目指して
ファイナンシャルプランナー 山 口 晶 子
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人生の3大資金は「教育資金」「住宅資金」「老後資金」と言われています。
 今回はその中でも将来の大きな関心事である「老後の資金」について触れてみたいと思います。
        
【これからの社会像】         

 近年の私達の暮らしを取り巻く実社会の動向を皆様はどのように感じていらっしゃるでしょうか?
 各種の増税、インフレ目標政策、年金や健康保険などの社会保障政策、例えばこれらの動きから明るい世相を感じ取ることは難しいと思います。

 それでは、株価の高騰、為替水準の変動ではいかがでしょう?一般論であれば一部の企業や投資家は、少なからず恩恵を受けた様です。しかし総じて現在の私達の生活に影響を及ぼす社会の変化は決して好ましいものではありません。
 そして残念ながらこの傾向は将来に渡り継続していく可能性が高いと私は考えています。

 大きな問題点として挙げられるのは「少子高齢化問題」と「日本の財政問題」です。
 この大きな2つの問題は手厚い社会福祉の実現を困難にしますし、今後も増税につながっていくはずです。身近な具体例なら、年金の受給開始年齢及び受給額、医療費の自己負担割合、消費税をはじめとする各種税金や控除、等々が将来においても現行の水準と考えるのは楽観的すぎると言えるでしょう。

 又、銀行等に預貯金をしていても、ほとんど期待できない利子よりも、インフレや更なる増税によって預貯金の実質的な価値が目減りしてしまうことにもなりかねないのです。誰もが抱える将来の不安。このような時代背景の中、上手に資産を守り、働けなくなった時の将来の安心に備えるにはどうすれば良いのでしょうか?

【老後資金の準備】

 それでは退職後の人生の為の資金はいつから準備すれば良いのでしょうか?
 かつて日本の社会は会社員なら概ね年功序列で給与は上昇し、退職金の心配も要りませんでした。そして還暦を迎えれば定年退職となり年金を受給開始できたのです。しかし当然に現代では認識を改めねばなりません。個々人が責任を持って自身の老後の生活に備えるべき時代になったのです。

 私が日々ご相談を承る中で受ける印象としては、漠然と「お子様の教育にお金が掛からなくなってから」と考えている方が多い様ですが、それでは間に合わない可能性が高いのが現実です。勿論、人生設計も、退職後にどのような生活を望むのかも、その諸条件も、人それぞれですので一概には言えないのですが、退職後の生活費をご夫婦で月に25万円と見積れば年間300万円、年金の受給開始までの期間が5年間なら1500万円にもなります。公的年金の受給額しだいでは、その後の生活費も考慮しなくてはなりません。

 故にいつから準備するべきなのか?は「出来るだけ早め」という結論が適切でしょう。

【自分年金という解決策】

 退職後の快適な生活の為に、公的年金の補完として自分年金をつくることも有効な選択肢です。お金を効率的に積み立て、年金として受け取れる仕組みをつくるのですが、鍵となるのは金利と時間を味方に付ける点です。

 今後、物価上昇や増税が懸念されるのであれば、将来の為の資金は、金利の高い金融商品で時間を掛けて運用することが合理的かつ効果的な対策であると言えます。長期運用で時間を味方に付けるのですから、備えは少しでも早く始めた方が有利なのです。そして更にこの仕組みづくりに保険を活用する方法がお勧めです。

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【山口 晶子さん・プロフィール】

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 横浜市在住。ファイナンシャル・プランナー(AFP)株式会社RKコンサルティング 所属。 
日本FP協会会員。神奈川県ファイナンシャルプランナーズ協同組合正会員
ライフプラン、保険、年金相談の他、セミナーでの講師も務める。
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2014年04月01日

子供の学費はいくらかかるの

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子供の学費はいくらかかるの
ファイナンシャルプランナー 山 口 晶 子
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 ようやく暖かな春の訪れですね。お子さんやお孫さんのいる方々は、成長を実感する進学や進級の季節に目を細めていらっしゃる方も多いかと存じます。今回はこの時期に多いご相談として「子供の学費」について触れてみたいと思います。

【データから読み取る子供の学費】

 文部科学省発表の平成24年度「子供の学習費調査」の結果より、子供一人当たりの幼稚園から高等学校卒業までの15年間の学費総額を参照すると、公立や私立の区別だけでも費用の差が歴然としていることから、子供の学費は進学の状況しだいで、換言するとどの様な教育を受けさせるかで大きく異なってくることがわかります。

RFC124山口先生図1.jpg
出展:平成24年度「子供の学習費調査」の結果について(文部科学省)
(注)金額は、各学年ごとの平成24年度の平均額の単純合計である。

 この数字は飽くまでも統計上の平均値に過ぎませんが一応の目安としてこれらの図表から読み取れることは、幼稚園から大学卒業までを想定するなら低く見積もってもお子様一人当たり1000万円は下らぬ学費が必要になるということです。
 つまり子供の将来に学業を重視するなら、相応の出費を意識しておくべきであるということです。

 実際のところお子様が小さい時分には学費はさほど掛かりませんので学費を区別せずとも家庭の生活費の中で賄えるのですが、だんだん成長し大きくなるに連れて学費が顔を出してきます。

 いつまでも生活費の一部では家計を圧迫することにもなるので、お子様が小さいうちから将来の学費を計画的に蓄えておく方が安心でしょう。

【教育資金の準備としての保険活用】

 お子様の教育資金の相談を承ると「学資保険」を考えていらっしゃる方が多いのですが、実は私は教育資金準備に学資保険をお勧めしていません。

 かつて学資保険というと大抵お金が増えて戻ってきた時代があった為、現在でも学資保険を希望する方が多いのかも知れません。しかし最近の学資保険では受け取る金額が実際に積立てた金額に満たないこともありますので中身をよく確認する注意が必要です。

 又、学資保険はお子様自身に掛ける貯蓄性のある「保険」なのです。
保険ですので、もし不幸にもお子様の身に万一の事態が起これば保険金が支払われます。
 しかしその保険金は重要でしょうか?
 お子様の大切な未来を担保するならば、一家の大黒柱が不意にお亡くなりになってしまった事態の経済的な不安や困窮に備える方が合理的でしょう。

RFC124山口先生図2.jpg

 学資保険では契約者であるお父様やお母様に万一のことがあればその後の保険料は免除されます。しかし満期時期が決まっている為、お金を受け取るにはその満期時まで待たなければならないのです。
 この様な理由から同じ貯蓄性のある保険でも、子供の教育資金としてお父様やお母様自身が貯蓄性のある終身保険に加入された方が有利であると私は考えています。

 子供の将来は、親御さんが望む人生もあり、お子様自身が選び取る人生もあり、様々な価値観と限りない可能性で推し量ることは難しいものですが、いずれにしても楽しみな限りですね。

 大いに学び健やかに成長することが、次の社会の未来を担う子供たちの大切な役割りであると私は思うのです。


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【山口 晶子さん・プロフィール】

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 横浜市在住。ファイナンシャル・プランナー(AFP)株式会社RKコンサルティング 所属。 
日本FP協会会員。神奈川県ファイナンシャルプランナーズ協同組合正会員
ライフプラン、保険、年金相談の他、セミナーでの講師も務める。

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