2015年10月01日

見逃していませんか?個人年金の控除額

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見逃していませんか?個人年金の控除額
ファイナンシャルプランナー   山 口 晶 子
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早いもので今年も会社員の方々は「年末調整」の申告書を提出する時期が近付いてまいりました。
生命保険料控除は所得控除の対象として一定の金額を差し引くことが出来るため節税効果が見込めます。
 「この枠を使わないのはもったいない!」と考える方からは、ご自身の将来に向け個人年金保険の相談が増える時期でもあります。

【退職後の生活資金が深刻な問題】
 ご相談時に皆様のライフプランを描いていると、ほとんどの方は「退職後の生活資金」が大きな問題点として浮かび上がってきます。今の現役世代である方々と、かつての親の世代とを比べると、時代背景が全く異なるということに気が付いていない方も少なくないと感じるのが現状なのです。

 ご夫婦の退職後の生活資金は、お子様の教育が終わってから何とか工面しようと考えてしまいがちですが、お子様に教育費が掛からなくなるのが定年間近であることも珍しくなく、晩婚化が進んでいる背景から定年を過ぎてもお子様が学生という場合もあるのです。また住宅ローンを70歳以上まで組んでいる方も多い中、定年や退職金の問題、定年後の再就職の問題、そして健康の問題など、数々の問題が重たくのしかかり厳しいのが現実だと思います。
 長い人生を通し少しでも有利に上手にお金と付き合っていくには、早めに備えるに越したことはないのですが、今から出来得る賢い方法としては個人年金保険の活用が挙げられます。

 年間の支払い保険料等 
 控 除 額 
2万円以下支払い保険料等の金額
2万円超   4万円以下支払い保険料等×1/2+1万円
4万円超   8万円以下支払い保険料等×1/4+2万円
8万円超一律4万円
              国税庁ホームページより抜粋

【生命保険料控除とは?】
 生命保険料控除は「生命保険料」「介護医療保険料」「個人年金保険料」が対象で、その最高控除額は各4万円で合計12万円もの控除枠が取れる制度です。(年間の支払保険料によって控除の金額は変わります)

【個人年金保険の活用術】
 個人年金保険は保険と命名されていますが、いわゆる「保険(死亡保障)」はありません。
言い換えると保険会社が行っている積み立て預金のようなものです。積立てたお金を60歳以降に10年間確定で一定額受け取る事ができる仕組みを持っているのです。
 しかし銀行の定期預金と比較すると金利は有利なのですが、それでもお金に仕事をさせて「殖やす」といった運用的側面は強くありません。個人年金保険の活用は将来の年金を補完すると同時に、個人年金保険料の生命保険料控除枠を使う事とも言えるのです。
 この生命保険料控除枠は「使わないのはもったいない」と考える方が多いのも当然で、年間8万円以上の個人年金保険料を払えば、控除は上限の4万円となるのです。月々6,666円超の積立を行うことで控除上限の4万円も活用できると考えると、検討に値するのではないでしょうか?

 誰しもが1つ1つ歳を重ねた先には定年や老後が待っています。ご自身の将来のお金について真剣に考えておくことは、人生の足場を固めることにもなり大変に役立つと私は思うのです。

 保険の主たる役割は不測の事態や将来への備えなのですが、上手に活用すると節税の面でも有効であり心強い味方にできるのです。


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【山口 晶子さん・プロフィール】

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 横浜市在住。ファイナンシャル・プランナー(AFP)株式会社RKコンサルティング 所属。 
日本FP協会会員。神奈川県ファイナンシャルプランナーズ協同組合正会員
ライフプラン、保険、年金相談の他、セミナーでの講師も務める。

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2015年08月01日

今が火災保険見直し最期のチャンス

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今が火災保険見直し最期のチャンス
ファイナンシャルプランナー   山 口 晶 子
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 今秋、火災保険が実質的に値上げされることをご存知でしょうか?火災保険とは一戸建てやマンション、ビル等の建物及びその家財が、火災、自然災害、事故や盗難などにより損害を被った場合に補償される保険なのですが、各損害保険会社は2015年10月以降、10年を超える火災保険の新規契約の引き受けを停止するとしています。今が火災保険を有利に見直す最後の好機かも知れません。

【火災保険料の実質的値上げ】
 近年、台風や集中豪雨、土砂災害などの自然災害が増加していると感じる方も多いのではないでしょうか?各損害保険会社が長期の火災保険契約の引き受けを停止し契約期間の改正に至った主な理由としては、こうした様々な自然災害が多発する状況下は将来の見通しが難しく、異常気象を原因とする建物等の被害の増加傾向に伴い長期契約の収支予測が困難になった為とのことです。
 火災保険は現行の最長の契約期間が住宅ローンの期間に対応し36年なのですが、2015年10月以降は10年超の契約が出来なくなり、契約の更新を繰り返していくことになります。保険料は契約期間が長いほど割安に設定されている為、長期契約が出来なくなることは我々消費者にとって今後の保険料負担が増し実質的な値上げとなることを意味しているのです。
 例えば「損保最大手の損保ジャパン日本興亜が扱う一般的な住宅向け火災保険の場合、東京都のマンションで支払い限度額1千万円だと、保険期間30年で保険料は10万910円で、保険期間10年だと保険料は3万8130円。単純に3倍すると30年契約より13%高くなる。」(出典:火災保険、最長保障10年に短縮 実質的な値上げに:朝日新聞デジタル)とありました。尚、この様な試算は現在の掛け金であり、天災の多発状況によっては契約更新時の保険料は更に負担が重くなる可能性がある事も指摘しておかねばなりません。

 また火災保険に原則付帯である地震保険も、2016年秋以降に保険料が段階的に引き上げられることが決定しています。最新の研究から大規模地震の発生確率が高まった太平洋側の一部では、50%を上限に大幅な値上げが予想される状況です。

【火災保険を見直すポイント】 
 皆さんはご自身が加入している火災保険の補償内容をご存知でしょうか?火災保険の補償の範囲は幅広く、火災による損害に留まりません。
主な保障内容は次のとおりです。
@火災・落雷・破裂・爆発(火事、落雷による家電製品の故障など)
A風災・ひょう災・雪災(台風や大雪による家屋の破損など)
B水濡れ(漏水による水濡れ被害など)
C盗難(泥棒に貴重品を盗まれたなど)
D水災(洪水による建物や家具への被害など)
E破損・汚損(偶発的な事故による家屋や家具の破損など)

 火災保険の見直しをしていると不要な補償が付いていたり、逆に必要な補償が付いていないことが少なくありません。その代表的な例として先ず「水災」が挙げられます。高台の住宅や高層マンションでも補償が付いている場合が多いのですが、こうした物件に果たして水にまつわる自然災害の危険がどれ程あるのでしょうか?一方、河川に近い土地の建物には水災への備えが必要であるのに補償が付いておらず、その契約内容に驚かされたこともあります。

 火災保険は物件購入時に不動産会社に任せきりであったり、一度契約すると見直さない方も多いのですが、既存の契約を解約すると何十万円単位でお金が戻ってくる場合が多いのです。
 もし長きにわたり火災保険がご加入時のままなら、念のため万一の事態への備えとして安心な補償内容の実現と割安な長期契約のご検討をなさってみてはいかかでしょうか?私は10年超の長期契約で保険料を抑える最後の機会となる9月末までの切り替えをお勧めしています。

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【山口 晶子さん・プロフィール】

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 横浜市在住。ファイナンシャル・プランナー(AFP)株式会社RKコンサルティング 所属。 
日本FP協会会員。神奈川県ファイナンシャルプランナーズ協同組合正会員
ライフプラン、保険、年金相談の他、セミナーでの講師も務める。

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2015年06月01日

がんは身近な病気です

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がんは身近な病気です
ファイナンシャルプランナー   山 口 晶 子
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 今日、私達にとって癌が未だ恐ろしい病である事は紛れもない事実です。そして「日本人の2人に1人は癌に罹り、3人に1人が癌で死亡する」との統計から、生命保険会社は「がん保険」への加入を勧めてきます。
 しかし一方では「がん保険」は不要であると唱える人もいます。今回は日本人の死因として最も多い癌という病気についてファイナンシャル・プランナーの視点からお話し致します。

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【がんの発症傾向】
 先ずは独立行政法人国立がん研究センターがん対策情報センター発表の「がん統計」をご覧ください。がん保険は治療を目的としていますので死亡率ではなく発症率に着目します。
   
 いずれも年齢別のがん発症に関する統計です。
 ここから読み取れる事は、・高齢者に多い病である・30歳を過ぎた頃から徐々に増えていく・男性は高齢になるに連れて顕著に増加する・部位別では女性特有のがんの割合が若い程に多くを占めている等々でしょうか。

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【がん治療は負担が大きい】
 医療費が高額になってしまった場合に「高額療養費制度」という健康保険の制度が利用できる事をご存知の方もいらっしゃると思います。高額療養費制度とは病院や薬局で支払う保険診療による医療費が高額になっても、所得や年齢に応じ自己負担額に上限がある制度です。この制度や、傷病手当、統計上がんは高齢者に多い事などを理由として「がん保険」は不要との主張も存在します。
 しかし私は仕事柄、がんを過去に経験された人、治療を行っている人、がんの不安を抱えている人、家族ががんで苦しんでいる人、と様々な方々とお話しする機会があるのですが、「がんを患うと治療にはお金も体力も時間も必要になり、看病する家族も巻き込み、身体的、精神的、経済的に負担は想像以上大きい」との実感を持つに至っています。
 具体例を挙げるなら、高額療養費制度の自己負担限度額の上限金額を長期に渡り支払っている場合が多い事、ご本人や看病する家族の収入の減少、健康保険適用外の治療費、治療のための食事、差額ベッド代、本人や家族の通院費、等々です。又、過去に本人や家族が癌を経験した人ほど「がん保険」を有用と考えている傾向にある事や、がんの診断を受けたとの辛い連絡を頂いた際に「まだ若いのに」と驚く事が少なくない事も付け加えておきます。

【がん保険は念の為の重要な備え】
 残念ながら癌が身近な病気である事は現実であり、病はいつ我が身に降りかかるか分かりません。一方、癌とは生涯無縁な方もいるので、「がん保険」の要不要に正答は無く自己責任において判断するしかないのですが、私は仕事の経験と価値観からそれでも「がん保険」をお勧めする場合が多いのです。一度きりの人生に念の為の備えこそ、人生設計の重要な一部であると私は考えています。
 最後にこれは私個人の人生観なのですが、人生には「想像を超える事」「思いがけない事」は少なからず起こるものだと思うのです。皆さんもご自身の過去の出来事を振り返ると大小や多少、良し悪しも様々に色々な事件があったのではないでしょうか?そしてこの先の未来にもきっと良くも悪くも「想像を超える事」や「思いがけない事」は起きていくと思うのです。そう考えると希望も不安も膨らんできませんか?人生は、将来の希望や期待、そして安心は大き目に、不安は小さ目にありたいものですね。

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【山口 晶子さん・プロフィール】

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 横浜市在住。ファイナンシャル・プランナー(AFP)株式会社RKコンサルティング 所属。 
日本FP協会会員。神奈川県ファイナンシャルプランナーズ協同組合正会員
ライフプラン、保険、年金相談の他、セミナーでの講師も務める。

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2015年04月01日

はじめての節約術

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はじめての節約術
ファイナンシャルプランナー 山 口 晶 子
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 皆さんは投資に興味があるでしょうか?実は近頃「投資」に関するご相談を受ける機会が増えてきたように感じています。この背景には日経平均株価が上昇し耳目を集めていることや、NISA(ニーサ)と呼ばれる少額投資非課税制度を金融庁が推進し宣伝していることがあるようです。投資はお金持ちが行う資産運用から、徐々に一般化され身近な存在になってきています。それでは投資と上手に付き合うにはどうすれば良いのでしょうか?

【投資は難しい?】
 今の時代、銀行に預金をしていても低金利で利息が物価の上昇に追いつかずに実質的価値が目減りしてしまいかねないとの話しを以前にしたことがあります。しかし「投資はギャンブルでリスクが大きい。」や「素人には難しい。やるなら自己責任。」などの否定的な意見を聞いてしまえば、気軽に投資による運用に踏み切れない方も少なくはないでしょう。
 ところで私の知る限りファイナンシャルプランナーと一口に言っても様々な考え方や価値観があり、その出身が証券会社か保険会社かによって必要な資金を賄う手段が投資か保険か異なる傾向にあるのです。私は家計の見直しや人生設計の基礎には保険が最も有効な手段であるとの現実を踏まえ、保険をご紹介する機会が多いのですが、投資も効率的にお金を積み立て運用するという観点から活用するのであれば有効な選択肢の1つになると考えています。
 それでは投資を有効に活用する為の取り組み方について考えてみたいと思います。
 実際のところ投資や投機の世界においてご自身の判断で取引を行い継続的に利益を得られるようになるには、時間を掛けて知識や経験を積み重ね実力を身に付けることが必要になります。つまりご自身の裁量で取引を行うという選択は決して初心者向きではないということです。ただし余剰資金で取引を楽しみたいだけならば、この限りではありません。

【投資信託の活用】
 そこで初心者の方にも敷居が低く手軽に始めやすい投資として「投資信託」が挙げられます。私がお勧めするのは投資信託の特長を活かして効率的にお金を積み立て運用する方法です。先ず効率的な運用の基本は「高い金利」で「長い期間」運用することですね。金利と時間を味方に付けて複利で運用する程に、利益を大きく伸ばすと同時にリスクを軽減させる効果があるため大変に重要です。
 次に投資信託のメリットを活用し「分散投資」を行い「運用は専門家に任せる」ことです。分散投資とは投資対象を様々な資産に分散させることにより、損失のリスクを補い合い軽減させる手堅い投資法です。そもそも投資信託は分散投資の考え方から生まれた金融商品です。個人投資家が分散投資を意識しても、その実現には多額の資金が必要であったり、国内外に亘る経済、金融、投資の知識を学ばねばならなかったりと容易ではありません。しかし投資信託であれば少額から分散投資が可能であり、運用を専門家に任せることが出来るのです。
 そして「ドルコスト平均法」で積み立てましょう。ドルコスト平均法とは毎月一定額を購入する方法で、投資対象の価格が高い時期には少なめに逆に低ければ多めに購入することにより、相場の価格変動と上手に付き合う方法としてお勧めです。積立投資に向いており、成功の可能性を高める有利な投資術と言えます。
 最後に投資信託の最大のデメリットでもあるコストを意識することも重要です。投資信託の種類にもよるのですが、主な費用としては・販売買付手数料(購入)・信託報酬(運用)・監査報酬(監査)・信託財産留保額(解約)などがあり、また売却益には20%の源泉分離課税が課されます。
 このように様々な場面で必要となる費用は少なからず投資の成果に影響を与えるため軽視できません。そこでコストを抑える方法として我々FPも実践する投資術である「変額保険」をご紹介しておきます。変額保険とは投資信託などの仕組みを取り入れた保険なのですが、費用は信託報酬のみですし「保険」ですから年末調整の対象になり税金の面でも有利なのです。


【資産運用の指針はライフプラン】
 もし投資による資産の形成や運用に興味が湧いてきたなら「ライフプラン」の確認や見直しを忘れないで下さい。人生設計に合わせて資金を準備することこそ大切なのです。お金の必要になる時期・金額・使途を明確化できれば自ずと毎月の積立額やリスクの許容範囲も見えてきます。ライフプランに合わせ無理の無い投資を心掛けることが一番のリスク管理になるかも知れません。

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【山口 晶子さん・プロフィール】

山口先生2.jpg

 横浜市在住。ファイナンシャル・プランナー(AFP)株式会社RKコンサルティング 所属。 
日本FP協会会員。神奈川県ファイナンシャルプランナーズ協同組合正会員
ライフプラン、保険、年金相談の他、セミナーでの講師も務める。

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2015年02月01日

暮らしの節約術

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暮らしの節約術
ファイナンシャルプランナー 山 口 晶 子
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 私は日々様々な方からご相談を承っているのですが、多くの方が将来に向けてお金を貯める必要性を感じているものの思うように実行し継続していくことは難しいのが現状のようです。

 その理由は各家庭で一様ではないのですが、ご相談の内容から家計の見直しに話が及べば、効果が大きい保険の見直しを必要に応じてご提案もしますし、将来を見据えた資産の構築であれば時間や金利を味方に付けての貯蓄・運用が効果的な旨をご説明しています。

 しかしながら限られた機会や時間では問題解消の要点にのみ時間を割くことが多く、他の事柄については伝えきれぬままになってしまいがちで心残りです。

 今回は以前にお金との上手なつき合い方について記述しました内容に多少の反響がありましたので、もう少し掘り下げて「節約」という視点でお話してみたいと思います。

【何を節約するのか?】

 さて「お金を貯めたい」を実行に移すのなら、多くの方にとって収入を増やすよりも支出を抑える方が着手しやすいことと思います。
 皆さんは日頃、支出を減らすべく節約を心掛けていることはあるでしょうか?節約と一口に言っても対象は多岐にわたるのですが、中でも「食費を削る」といったご意見が多数であると感じています。確かに外食を減らすことは勿論、買い物や献立を工夫することで節約の効果は期待できそうです。

 しかし現実には食費による節約には限界があります。それは普段の食費中の無駄遣いがそもそも多額ではなく減らせる金額が限られていることや、食費を切り詰める生活を長期的に継続していくことは、かなりの覚悟と努力を要したり、精神的な負担にもなり得るからなのです。

 つまり節約の効果を上げるためには、食費だけではなく他の固定費などに目を向けることも必要でしょう。大切な基本は「家計の全般において無駄を省くことである」と私は考えています。

【いろいろな節約の知恵】

 それでは幾つか主な例を挙げてみます。先ず固定費なら光熱費、通信費、保険料などでしょう。保険の見直しは最初の一歩として重要と考えて下さい。保険料は要不要を正しく判断し払いすぎ削りすぎの無い状態にするべきです。
 通信費では携帯電話やインターネット等の料金プランがご自身の使用頻度に合っているか再確認をしてみて下さい。意外に大きな節約につながる場合もあるようです。又、光熱費では無駄使いの無きよう小まめに節約に努めるのは勿論のこと、もし家電の買い替えをご検討であれば早めに最新のエコ家電にすることで年間の電気代を大きく抑える効果を見込めるかも知れないですね。

 次にお子様の教育費についてはどうでしょう。一般的には教育費は年収とほぼ比例するとされており、ご両親はお子様にご自身と同等以上の学歴を求める傾向が強いようです。ただお子様への期待から、少々無理をしてでも幼少期より私立学校に通わせることを望む場合も少なくなく、大学を卒業するまで長期にわたり大きな金額を毎年出費することが家計の重い負担となってしまうことも珍しくはないのです。

 教育費を削ることは心情的に抵抗があると思いますが、経済的に不安を抱えず一家が暮らしていける賢い決断が必要かもしれません。
 続いてはご主人様のお小遣いについてです。こればかりはご夫婦の力関係が鍵でしょうか?ご主人様の趣味の有無や内容によって状況が異なると思いますが、円満に折り合いをつけて頂きたいと願うばかりです。

 ところで注意したいのがクレジットカードの存在です。上手に活用すればお買い物でポイントが付くなどお得で重宝するのですが、くれぐれも使い過ぎには気を付けたいものですね。

【節約の秘訣】

 代表的な項目を挙げてみましたがいかがでしょうか?
人生観や価値観は人それぞれであり、その意味では生活の中で何を重視するべきか?に正答は無いとも言えます。また向き不向きも考慮しご自身に合った節約方法で無理せず出来る範囲で始めてみるといいのではないでしょうか。
 そして最後に無駄を減らし家計を改善させる秘訣をお伝えします。実は「一人で悩まずに、家族で話し合い協力し合うこと」こそ大きな効果を生む秘訣であり大切なことであると私は思うのです。

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【山口 晶子さん・プロフィール】

山口先生2.jpg

 横浜市在住。ファイナンシャル・プランナー(AFP)株式会社RKコンサルティング 所属。 
日本FP協会会員。神奈川県ファイナンシャルプランナーズ協同組合正会員
ライフプラン、保険、年金相談の他、セミナーでの講師も務める。

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