2018年04月01日

中古住宅のご購入で不安なことは?

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中古住宅のご購入で不安なことは?
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なるほど納得・・・・不動産!!……No.053   株式会社ありがとう・不動産
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 インスペクション(建物状況調査)に関する意識調査結果が公開(https://www.zenjyu-hin.or.jp/activity/investigation_02.htm)されましたので、ご紹介したいと思います。このアンケートでは、中古住宅の購入者とそれを仲介する不動産事業者の両方が対象になり、購入者には、中古住宅を買うにあたっての不安要素を訊ね、不動産事業者には購入者がどのような点を不安に感じていると思うかを訊ねています。回答の選択肢は、『(A)かなり不安だと思う』『(B)やや不安だと思う』『(C)あまり不安ではないと思う』『(D)全く不安ではないと思う』で、グラフに含まれるのは、(A)または(B)の回答です。この調査の場合、買主の数字と不動産事業者の数字を比べて差が大きければ、不動産事業者の認識不足と考えられます。グラフではその差が大きい順に並べました。

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 数字の差が大きくなった質問(カッコ内はその差)は、@売買契約が成立した後で、欠陥住宅であると判明すること(17.2%)、A購入の手続きの流れが不明(15.7%)、B購入によって、損をしないかどうか(12.5%)という順序になりました。
 この@売買契約が成立した後で、欠陥住宅であると判明する不安について、買主と不動産事業者で差が大きくなった理由は、不動産事業者がお客様を理解していない点を別として、大きくふたつあると思います。ひとつめは、不動産事業者の立場としては、実物を目の前にして取引をする中古物件のほうに安心感を感じているということです。過去の耐震構造計算や杭打ちデータを偽造した事件においても、発覚まで時間がかかりました。中古物件の場合、不動産事業者は、何かしら問題があれば買主にお知らせする義務があり注意を払っていますが、一定の時間が経過してなお認識できない大きな問題は限られていると考えています。ふたつめは、欠陥がないか調べる方法や欠陥があった場合の備えに関する知識があるからだと思われます。まず欠陥がないか調べるには、専門家によるインスペクション(建物状況調査)を実施することができます。インスペクションは、売主や仲介不動産事業者とは関係のない第三者が住宅を傷つけることなく調べられる範囲で実施する家の健康診断のようなものです。詳細な検査が必要だとか、経過を観察したほうがよいとか、健康診断と似たような調査結果を得られます。また場合によっては、重大な欠陥が見つかったときのための中古住宅向けの保険に入ることも可能です。さらに、売主との調整によりますが、引き渡し後1年といった商習慣を超えた期間の保証を売買契約に明記することも可能です。実際に中古住宅をご購入されるときは、「住みだして半年後に雨漏りしたら、どうなりますか?」など具体的な疑問をぶつけてみてください。一生に何度もない決断をなさるお客様の不安を忘れがちな不動産事業者の社員も、ご不安に気づき、可能な選択肢をご提示できると思います。 


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