2016年08月01日

ライフプランは見直しが必要です

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ライフプランは見直しが必要です
ファイナンシャルプランナー   山 口 晶 子
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【定期的な見直しは大切】

 以前、「人生には想像を超える事や思いがけない事が少なからず起こるもの」との私の人生観を記したことがありましたが、時折、「全くその通りですね。」や「実は私も・・・」などと共感して下さる方がいて、誰しも長い年月の間には良くも悪くもその様な事態が起こり得るのだと改めて実感させられます。

 私が過去にご相談を承った皆さまからも、数年が過ぎると日々様々なご報告を頂く中にライフプランを見直した方がいい場合が増えてきます。

 主な例を挙げれば、転職や退職、家族構成の変化、住み替え、健康状態の変化、等ですが、それら近況の変化が想定内であっても、そうではなくても、将来の資金計画に影響があるなら都度ライフプランを変化に応じて見直すことは大切です。

 ライフプランは一度考えたらそれで終いとせず、人生の節目には再確認する方が安心ですし、長い人生においては描く将来像が一定ではなく、むしろ移ろう方が自然なことなのかも知れないとも私は思うのです。

【時世の変化】

 ところでライフプランの見直し要因は個人の事情がすべてではありません。
 現在は国内外の経済情勢から、増税や物価の上昇、低金利などが続いていますが、今後、中長期的な視野でも、この傾向は継続してしまいそうです。それに加え私達の社会では、将来的に社会保障制度に多くを期待できそうにありません。特に若い世代の方々ほど老齢年金を始めとして社会保障制度が将来的にどの程度保たれるのか気掛かりなのではないでしょうか?かつて定年まで勤め上げれば当然のように退職金と年金で第二の人生を迎えることが出来た時代とは違い、現今では退職後の資金に不安を覚える方が増えているのが実情です。しかしそのような状況であっても子供の教育費や住宅ローンなど目先の出費に追われて、ご夫婦の遠い将来の老後の資金は後回しとなり準備が疎かになってしまう方も少なくありません。

 こうした時代に生きる私達にとっては、社会経済の見通しが不透明である程に、より柔軟な適応と計画性が重みを増していると思うのです。

【定期的な見直しを習慣に!】

 実際に将来の人生設計を再検討する時間や機会をなかなか作れない方もいらっしゃるとは思うのですが、金銭面の問題は短期的な解決を図ると負担が大きくなりがちです。つまり先延ばしせずに早めに対策を講じる方が無理がないのです。

 人生は人それぞれであり、いろいろなことが起こります。もちろん私にご連絡くださる内容も嬉しいご報告ばかりではないのも当然のことです。それでも人生が豊かであるために、無駄は省いて必要な備えは怠らぬよう、ライフプランを見直す習慣が浸透していって欲しいと思っています。

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【山口 晶子さん・プロフィール】
山口先生2.jpg

 横浜市在住。ファイナンシャル・プランナー(AFP)株式会社RKコンサルティング 所属。 
日本FP協会会員。神奈川県ファイナンシャルプランナーズ協同組合正会員
ライフプラン、保険、年金相談の他、セミナーでの講師も務める。


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