2009年10月19日

◆突然現れた……祖父が遺した保証債務で不動産を売却か……

◆突然現れた……祖父が遺した保証債務で不動産を売却か……

神奈川県郊外で建築業を創業した先代社長は
官庁の仕事を中心に受注して順調に業績を伸ばしてきた。
 
ところが、
先代の社長が急死してから3年後……
この家族の生活が大きく変わってきた。

祖父が現役であった頃、
官庁の仕事も順調であるし、サラリーマンだった長男は退職して家業を継いだ

長男には妻と三人の子供がいた。
コンピュータ会社にいた長男が建設業の仕事をいきなり引き継ぐには
少し時間が必要であったが、
それでも率先して現場に立ち社業をこなせるようになっていた。

長男を後継社長にし……引き継ぎが終わって半年後のあるとき
長男は現場で倒れ込んでしまい
救急車にて救急救命センターに搬送されたが
それから5ヶ月後に肝臓癌でなくなってしまった。

跡継ぎが育ってきたと喜んでいた祖父も祖母も、そして妻も……
長男の急死とい現実を前にしてその落胆ぶりは痛々しいばかりのものであった。

問題はそれだけではなかった。

祖父が亡くなったときの相続申請が終わり……すぐに長男の相続問題。

混乱の中……何とか相続申告を済ませることができた。


ところが……
祖父の親友だった社長の会社が倒産し
その会社が金融機関から借りていた借入金の……「連帯保証人」に
祖父がなっていたことが発覚した。


7000万円の根抵当権の保証書に署名していたらしい。

相続申請を済ませてしまった後に突然降ってきたマイナスの資産『保証債務』だ。

7000万円などというお金は……家を売っても捻出できない。

どうにか黒字になっている会社の株式に対して課税されている始末だから

現金があるわけでもないし、
自社株を第三者に売却して換価するという話でもない。

経営者は
第三者に対する連帯保証になっていることを
家族にしっかり明示しておきましょう。




◇risk counselor◇リスク・カウンセラー◇risk counseling◇リスク・カウンセリング◇
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□


posted by 寛良 at 23:52| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ■『保証債務』の事例を考える | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。