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LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略
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私が関係する『健康生きがい開発財団』大谷源一氏によるAD認定研修で紹介された、新高齢社会の創造〜人生1.6倍をどう生きるか〜をテーマに、戦後の平均寿命50歳の時代と比較した人口ピラミットが、逆三角形に大きくシフトする2020年以降を『第二創業期』としてとらえる問題提起があった。「健康と生きがいづくり」「お金偏重の人生から新しい生き方へのシフト」と、これからの『100歳時代』には、もはや過去のモデルは役に立たない…、の問題提起に目が覚めるほどのショックを受ける。
本書表4に書かれた《こんな生き方をしてはいけない!》…卒業後すぐに就職し、ずっと同じ会社で働こうとする。永続する企業を目標に起業し、すべて仕事に捧げる。休日をレクリェーション(娯楽)にあてる。
平均寿命は今後も延びる。2007年生まれの子供の半数以上の人が到達する年齢は107歳だという。70代、80代まで働くのが当たり前になる100歳時代に向けて、100大学の創設、フレイル(虚弱)への取組み、地域創生カレッジの現状と相まって、個人の意識も士業の意識改革も重要な課題となっています。
(健康生きがいづくりアドバイザー・細野孟士)
リンダ・クラットン/アンドリュー・スコット:著 池村千秋:訳
東洋経済新報社:出版