2016年06月01日

リスク・カウンセラー奮闘記−145

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リスク・カウンセラー奮闘記−145
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◆「運命の出会い」と「恩人」への心〜
 少子高齢化問題に端を発し、この数年間は中高年の「終活問題」に取り組んで、改めて気付かされたことがあります。
 それは、人には生まれながらの『宿命』があり、生まれ育って自らの力で生き続けてきた『運命』というものに翻弄されていること。
 古くから「合縁奇縁」という言葉がありますが、思わぬ処で思わぬ人に巡り会い、生涯に亘っての恩人として大切に感じたり、気心が合う相手とは良縁が生まれるが、一度きりの出会いで終わってしまうことの方が多い。
 人が他人と出会い、恩愛の気持ちから強い結びつきを生ずる関係には世間で言われている「因縁」という不思議な力が宿っていることを感じます。

 自分が『恩人』と感じて「心」の中で大切にしている人への気持ちは、たぶん生涯をかけても報いることは出来ないように思えてならないのです。
 『恩』を感じるとは、きっかけになったのが金銭や物だけが介在していることではなく、時空を超えた精神のような形のないものにあると感じるのです。
 『恩』は、童話の中の「鶴の恩返し」のような訳にはいきません。現在、交流がない人の中にも『恩』をいただいた方は沢山います。すでに他界されている方も、細々と年賀状だけのご挨拶で終わっている方も、あまりにも著名になられて縁遠くなってしまった方など、恩人には老若男女の区別などありません。

 ごく希にあることですが、余程の熱い気持ちが言葉になったのか、その人の前で『恩を返したい・・・・』『恩を返している・・・・』『恩返しのつもりで・・・・』と云う人を側で観ていましたが、大きな違和感を感じたものです。
 『報恩』という言葉を何気なく使っていましたが、
軽々に使うことは慎みたいと思うこの頃です。

◆「家系図」より「心の絆」とは言うものの〜
 最近では、事業主の事業承継や相続のご相談に併せ、毎月、終活応援セミナーを行っています。
 親族関係が円満で相続問題に対し被相続人の想いを受け止められている場合は気にもとめなかったが、「遠くの親戚より近くの他人」という言葉について考えさせられることがあります。
 「家族=心の絆」の関係がある被相続人から聴く家族への想いには温もりを感じますが、日常的に関わりが薄い遠くの親戚より、ご近所づきあいのある他人との間で出来上がった強い『心の絆』のある人には当たり前のように何でも話が出来る関係が出来たことはうれしい。。
 しかし、高齢になるにつれ、何かと相続のことを気にしてくる遠い親戚の言動にトゲを感じる自分が嫌になることがあると語っていた高齢者の言葉が気にかかる。
 血縁と絆、「絆の」漢字は人と人との深い繋がり、離しても離れられない結びつき、動物を繋いで逃げられないようにするものでもある。
 絆とは、もっと心に深く関わるものと考えていたが、かなり強引な力を感じるのは「繋ぎ止める・・・・」の語彙にあるようですね。


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人間のDNAのうち全体の5%しかオンになっていない

 「ありがとう」の言葉を10万回唱えたらガンが消えましたとかたる著者。また「自分の奥深くまで届くような“我を忘れる深い祈り゛は、眠っている潜在的な力を呼び起こすのです」と村上和雄氏(筑波大学名誉教授)が強く語ってくれました。

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著:工藤房美/発行:風雲舎

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地域差に気づくのは、意外と難しい

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気になる! コトバのあれこれ
地域差に気づくのは、意外と難しい
『悩ましい国語辞典』
神永 暁 著/時事通信社 出版
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 この本が面白いのは、著者が辞書編集に携わってきた30年以上の実績での小さな後悔が含まれている点です。たとえば地域によって、ことばに違いがある場合、ある程度公平に辞典に盛り込む必要がありますが、それが漏れてしまったケースです。

 ひとつは『スコップ』を『小型のシャベル』と説明してしまった例。穴を掘ったりするときに使う道具の呼び名は、東日本と西日本で異なります。前記の説明は、西日本では正しいのですが、東日本では『シャベル』が『小型のスコップ』になります。ほかにも、人名や地名で『○谷』とあるとき、この谷をヤと読むのは、新潟、長野、愛知県以東です。それらより西では、ヤと読みません。漢字辞典の谷には、訓としてタニ、音としてコクだけを掲載して、ヤはありません。東京にある渋谷は、全国レベルで有名な地名ですが、このヤも漢字辞典には掲載されていないことになります。

 東西両方のことばを網羅するのは、本当に大変そうです。

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posted by 寛良 at 10:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ◆ある日、ある時のこと… | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

マンションのクチコミが見られるWebサイト

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マンションのクチコミが見られるWebサイト
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なるほど納得・・・・不動産!!……No.031 株式会社ありがとう・不動産
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 外食の機会にレストランのクチコミ投稿サイトを利用なさる方は多いのではないでしょうか。実は、同じようにマンションのクチコミが集まっているWebサイトがあります。『マンションノート』(https://www.mansion-note.com/)といって、会員登録すれば無料で利用できます。
 以下は、『マンションノート』に掲載されているあるマンションの評価の一部です。星やグラフで情報が視覚化され、見やすくなっています。これは、築50年ほどのマンションですが、低層住宅しか建てられない閑静な都心の物件です。そのため、部屋の評価は低いものの、交通アクセスなど環境面は高い評価を受けています。




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 このクチコミサイトは、見やすいよう工夫されているうえ、そのマンションに住んだことがある方々が、管理・お手入れ、共用部分/設備などの項目ごとに「良い点」と「気になる点」を文章で書くシステムになっていて、星の数だけでは判断しづらい、評価の根拠がわかるようになっています。たとえば、星の数が少なく、低い評価を受けていても、そのマンションを検討している方にとっては、評価の対象にならない場合もあります。自転車やバイクの置き場がないことを理由に設備の評価が低くても、それらを所有していない方にとっては、無視しても構わない評価だと判断できるようなケースです。
 ただ、このWebサイトを使ううえで注意すべき点もあります。ひとつは、クチコミを自由に見られない点です。誰でも閲覧できるクチコミも一部ありますが、ほとんどは、条件を満たしたユーザーでなければ、見られません。自分が知っているマンションのクチコミを書くとその量に応じてポイントが溜まり、そのポイントを使って、他のユーザーのクチコミを見ることができます。もうひとつは、住人や元住人のクチコミのないマンションの場合、このクチコミサイト独自の基準で、評価が星で表示されるので、見間違えないよう注意する必要があります。周辺環境が良ければ、マンション内部に問題があっても、星の数が多く表示されている可能性があります。
 持ち家であれ、借家であれ、住まいはそう簡単に変えられないので、住んだことのある方々のクチコミは、ある程度参考になると思いますので、機会があれば、のぞいてみてください。 

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中古住宅売却理由がリフォーム費がかかると回答

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気になる数字……29.1%
中古住宅売却理由がリフォーム費がかかると回答
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 国土交通省住宅局が実施した「平成26年空家実態調査集計」の結果から、全国の戸建て住宅の空き家等についての利用状況、管理実態などから「空き家」に関することを目的としたデータの一部です。
 平成25年住宅・土地統計調査対象住宅のうち、戸建て空き家等の所有者、管理者、土地所有者等が賃貸・売却の意向がある場合の課題として今後、賃貸する又は売却すると回答した人のその理由を調査した結果です。
◆リフォーム費用がかかる…29.1%
◆設備や建具が古い…27.2%
◆住宅が傷んでいる…25.0%
◆地域の高齢化や人口減少…22.8%
◆中古戸建てを買う人が少ない…19.1%
◆公共交通の便が悪い…18.1%
◆戸建てを借りる人が少ない…17.8%
◆接している道路が狭い…14.1%
◆住宅の耐震性が低い…12.8%
◆課題はない…7.8%
◆住宅が狭い…6.3%
 一方、売却せずに「空き家」のままにしておくという人の理由については…
◇物置として必要だから…44.9%◇解体費用をかけたくない…39.9%、
◇特に困っていないから…37.7%、◇将来、自分や親族が使う…36.4%
◇仏壇が捨てられないから…32.8%
◇更地にしても使い道がない…31.9%
 税制改正により空き家で所有しておくと固定資産税が旧来の4倍近くになることを受けて、空き家のまま所有し続ける人が徐々にではあるが減少している。

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今時おすすめの貯蓄術

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今時おすすめの貯蓄術
ファイナンシャルプランナー   山 口 晶 子
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【物価は上がり給料は増えない?】
 今年も暑い季節が近づいて参りました。唐突ですが皆さんは「ガリガリ君」という氷菓をご存知ですか?アイスクリーム派の私でも食べたことがあるのですから、きっと多くの方は知っているし食べたことがあると予想します。
 先日ご相談を受けた折に食料品の値上げに話が及び、その中でガリガリ君の値上げのCMが一部で話題になっていることを教えてもらいました。私がインターネットで後日そのCM動画を観て、1人でニヤニヤしてしまったことはさて置き、今回のガリガリ君の値上げは25年ぶりであり、赤城乳業株式会社によると食品需要の変化、物流費、原材料費や人件費等の高騰によりコスト削減が限界とのことでした。

 ところで食料品や日用品の値上げの理由として、消費税増税や円安の影響、人件費の高騰をよく耳にします。しかし多くの方々の生活実感は「物価は上がっているが、お給料は増えていない」ではないでしょうか? この「人件費は高騰しても、給与は上がらない」という不可思議な状況は、少子高齢化に起因する人材不足から一時的に一部で人件費が高騰しても、社会全体の流れとしては、企業は利益重視で人件費を削る方向であったり、景気も消費の低迷が続いている状態などが原因として考えられます。さらに給与が増えたとしても社会保険料の料率も同時に上がったならその分が差し引かれてしまい、手取り額が増えにくいことも理由かも知れません。

 また政府がインフレ目標政策を継続していくこと等を考慮すれば、今後も物価は上昇していく可能性が高そうです。そして他の様々な要因も加味すると「物価は上がっても、お給料は増えない」が続いてしまう事態が予想されるのです。

【将来を見据えた貯蓄】
 さて今年五月中旬に内閣府から平成28年版「高齢社会白書」が公表されました。それを伝えるニュースの中では意識調査の結果として、50歳代までに行った経済的な備えについては「特に何もしていない」と答えた割合が4割を超え、60歳以上の6割近くが「現在の貯蓄や資産が足りない」と答えたとのことでしたが、これはかなり気掛かりな数字ではないでしょうか。私達の社会では将来的に物価も税金も上がっていくことが予想されるのですから、「貯蓄」の必要性は論を俟たないのです。
 しかしながらマイナス金利の時世では、貯蓄を始めようにも、その方法に頭を悩ませる方も少なくないでしょう。銀行預金は手数料を支払ってお金を預けているようなものですね。そこで将来を見据えた貯蓄なら「個人年金保険」を検討してみてはいかがでしょうか。この商品は保険会社で販売している積立貯蓄のようなもので、預けた金額よりも、将来多くのお金を受け取ることが出来ます。一般的に銀行で積立貯蓄をするよりも金利は高いですし、年末調整時には控除対象にもなることから節税効果も見込めるのです。さらに、もし支払い方法をクレジットカードにすればポイントも貯まり一石三鳥にもなり得ます。欠点としては、止む無く途中解約した場合には戻ってくるお金が減ってしまいますので、「年金」という名の通り長期的な貯蓄に向いているでしょう。
 このように金利以外にも着目し、少し工夫を加えて上手に貯蓄をしていくことが、今の時代に必要とされているのかも知れません。


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【山口 晶子さん・プロフィール】
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 横浜市在住。ファイナンシャル・プランナー(AFP)株式会社RKコンサルティング 所属。 
日本FP協会会員。神奈川県ファイナンシャルプランナーズ協同組合正会員
ライフプラン、保険、年金相談の他、セミナーでの講師も務める。


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相続問題、温厚な未婚の長男とソリの合わない娘婿!

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リスクのクスリ
相続問題、温厚な未婚の長男とソリの合わない娘婿!
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◆相続は騒続?権利の主張より心の絆!
 都心の一等地に住んでいる80歳になる元気な老婦人。夫が亡くなってから20年が経ち、避けていた相続問題を真剣に考え始めたら、「どうしたらいいのか、頭の中が混乱して夜が怖い。睡眠薬なしでは眠れなくて苦しい・・・・」というのだ。
 老婦人からの依頼で『相続カウンセリング』をさせていただくことになりました。
 家族構成は、長男、長女、二男、二女の4人の子供がいる。
長男は55歳、温厚で実直なサラリーマンとして母親と同居中である。休日には、母親を車に乗せて買い物や食事に連れて行ってくれる。夫が遺した小さなアパートの修繕管理をしたりしてくれる。
長女は52歳。結婚して隣町に住み3人の娘との5人家族。
二女は50歳。健康上の理由により生涯独身で通すと宣言し、研究畑の仕事に従事している。
二男は46歳。長男同様に結婚する意思がなく海外勤務で2年に1度くらい実家に帰ってくるが一週間ほど居てまた戻っていくと言う。
 カウンセリングを続けていく中で、老婦人がモヤモヤしていたことを少しずつ語る言葉や表情からその原因が見えてきました。
 それぞれの子供たちの生き方に特別の不満はないとは言いながらも、何よりも願っているのは、二人の息子に結婚して欲しい。そして…家系が繋がるようにして欲しい。
 次に大きなモヤモヤとなっているのが、長女の問題でした。いや、長女の問題というよりも長女の夫と接した時に受けた言動に憤りを感じたまま、今でも心のシコリとしてそれが消えず、不満として燻り続けていたのです。長女が結婚した時に遡って結婚相手の夫の顔を正面から見られない自分を責め、世間で言われる相続財産をめぐる心の葛藤に理解を求める言葉が矢継ぎ早にでて、娘婿とのソリが合わないことを解決したいのでした。

◆血統(家系)よりも『絆』を大切にする!
 20年前に老婦人の夫の相続が発生した際に二次相続のことを予期していたものの、家系を繋ぐことの難しさがこんなにも心を苦しくさせるものだとは、考えてもみなかったという。
 老婦人の名義となっている相続資産の中には厄介な不動産が残っていて、元気な内に、幾つかの問題点を解決しておきたいと思っているのですが、心のわだかまりを消すことが出来ない自分自身の問題を先に解決したい想いが大きくなっているというのが「相続カウンセリング」のきっかけでした。
 「娘と孫のことは可愛いのだが…」と、自分の運命を恨んでも自然の流れには逆らえないことがいくらでもあります。
 「人間の心」は永遠に不変ではありません。ある瞬間に起きた些細な言動をきっかけにして「心」が凍り付いてしまったことを責めることは出来ません。でも、「心」を閉ざし続けることが何よりも辛く、エネルギーを消耗することは自分が一番よく知っているのです。
 沢山の相続財産があったとしても、家族間の『心のきずな』が切れることがないようにすることが何よりも大切です。間違ってはいけないのは、『心のきずな』が壊れる原因が相続財産に起因していることではないのです。

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2016年下期・直面する内憂外患を克服できるか−
一般社団法人 日本経済協会/発行 頒価700円 
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 春闘値上げとは言いながらも90年代後半より15%も落ち込んでいる実質賃金、構造不況に対してアベノミクスは『アベコベノミクス』の状態。法人税減税に問題、所得格差と消費不況の克服、中国経済の減速による減速相乗効果、原油価格の低下と円高など幅広くレポートされています。

問い合せ:03-5835-2738

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posted by 寛良 at 14:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ■【RFCレポート】リスクのクスリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

クルマユリ

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Risk-Financial-Counselor-Management
       −Heartful Report−
【R.F.C.M ハートフル・レポート 第150号】テキスト版
         −2016年6月1日−
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ちょっと歳時記
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 5月半ば頃からすくすくと茎が伸びて、蒼くて堅かった蕾が薄い橙色に色づき始めると、ある朝…花弁の先が強く反り返るように開き、地味だった窓辺が一気に鮮やかに彩りを「クルマユリ」の開花によって一変する。
 一見してオニユリやコオニユリに似ているが花の付き方が違う。
 クルマユリの名前は、茎に対してクルリととりまくように葉がついている様子を車輪に見立てたもののようです。切り花ではユリの雄しべの花粉は厄介者ですが、受粉が終わると落下するようです。
【花言葉】純潔、多才な人、純愛、心安らぐ人、陽気、沈黙、神聖、潔癖症、毅然とした、群を抜くなど。


【PDF】でご覧になる方はココをクリックしてください。

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posted by 寛良 at 15:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ◆ある日、ある時のこと… | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする