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リスク・カウンセラー奮闘記−127
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リスク・カウンセラー奮闘記−127
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◆牛に引かれて善光寺参り
ひょんなキッカケでサラリーマン生活に終止符を打ち、32歳で自営業のイバラの道を歩き続けてきましたが、もう少々で40年になろうとしています。
あの時…なぜ…と、何度か回想してみたこともありましたが、もう遠い過去のことであるのと、その時の環境や心境が明白になったところで、今が大きく変わることなど絶対にあり得ないことだと思うと、やはり過去を振り返ることは自分には似つかわしくないと…回想の入り口の部分で引き返してしまいます。
けっこう前から気に入っている言葉があります。それは『牛に引かれて善光寺参り』という…ゆらゆらと牛車(大八車?)をつけた牛の手綱をひきながら牛の気分に任せポツポツと歩いて…着いた先が善光寺。
参考文献では「思いがけず他人に連れられて、ある場所へ出掛けること。また、他人の誘いや思いがけない偶然で、よい方面に導かれることのたとえ。」
(注・悪いたとえには使わない)
自分に主体性を持たない光景ではありますが…緩やかな時間の流れを見るような非現実的な世界への憧れともいうのでしょうか、牛の意思に寄り添い導かれて見つけた新鮮な世界に感動できるものがあると思っていたのかもしれません。
◆こころが荒んだとき、こころが洗われるところへ
自分で自分の心が荒んでいると感じたときとは…、@「人に裏切られたと感じたとき」A「人に自分の想いが届かなかったとき」B「社内の仕事上の不手際に自分が気づかず対処できなかったとき」が大きな要因になっていると思うのです。
問題の責任を他人に転嫁して自分が楽になりたいと思うことが全くないと言えば嘘になると思いますが、32歳から「会社で起きる問題の全ての責任は代表者の自分にある…」と、当たり前ですが常に腹を括ってきましたが、苦しい気持ちをどこかに吐き出す術を持たないではいられなかったのが現実でした。
相談にいらした人の苦しみや悩みが解決したことへの喜びの気持ちが共有できたことに感動していても、荒んでいた心が一瞬は和んでも、和んだ気持ちは永続するものではありませんでした。
心が乱れたときは人と会話したり交わることは瞬間的に乱れる気持ちを沈めることはできるのでしょうが、荒んだこころを癒やしたいとき、心の中の汚物を洗い流したいと思うときは、やはり、大自然の偉大さに触れることが一番なのだと自分では感じています。
草木に触れ、人間には創りだせないような鮮やかな自然界の色彩や、大空と風、海と川、山も、太陽も、月も、星も…、果てしなく長い宇宙の時間軸と微細な大自然の変化が感じられたときに、自分が小さく感じられ、荒んだ心の中の全てが小さくかき消されるように感じられます。
包んでくれる大自然に「ありがとう」の感謝の言葉を! これまで出逢ってきた人々にも幸多かれと願い続けています。
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『終活応援セミナー』
第1部(リスク対策編)
『事例・認知症の発症で相続対策がダメになった』
相続対策!! 不動産問題をクリアにしておくこと
転ばぬ先の杖! 自分だけは大丈夫!の危険
◇株式会社 ホロニックス総研 代表取締役
リスクカウンセラ−・宅他建物取引主任者
終活カウンセラー 細野孟士
第2部(認知症予防編)
『アルツハイマー病』は人を二度殺す
◇非営利活動法人 認知症予防協会
代表理事 清輔喜美男氏
第3部(脳の活性化イベント)
『切り花とミニフラワーポットの魅力』
◇株式会社 栄和プランニング
代表取締役 小山和之氏
◆イベント……脳年齢測定ゲーム
◆日時:平成27年1月20(火曜日)
午後2時〜4時 1部、2部
◆会場:文京シビックセンター 3階 第1会議室
◆会費:無料
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